質問内容
「目黒のさんま」のもとになった茶屋の場所を知りたい。「爺々が茶屋」という名である。
回答の概要
現在(2009年)の目黒区三田2丁目付近に該当の茶屋があったと考えられる。
調査した内容
目黒区の図書館情報システムで、キーワード「爺々が茶屋」を検索して、検索結果から資料1を調査した。
資料1『ここが広重・画「東京百景」』p.178に、以下の記載があった。
「茶屋坂の中腹の赤松の下に茶屋があり、富士見茶屋といった。茶屋の主人を爺々(じじいじじい)と話しかけたので、この茶屋が爺々が茶屋とも呼ばれるようになった。(中略)目黒のさんまという噺の原型がこの茶屋にあると思われる」
資料1に記載のあった「茶屋坂」というキーワードから、目黒区の坂に関する資料を図書館情報システムで検索して、検索結果から資料2を調査した。
資料2『目黒の坂』p.5
「殿様と庶民の寓話」や「茶屋坂の今昔」など、茶屋坂に関する記載があった。またp.8に地図があり、三田2丁目付近に茶屋坂を確認できた。
茶屋坂が三田2丁目付近にあることがわかったため、資料3で所在を確認した。
資料3『目黒区 2008(ゼンリン住宅地図)』p.18目黒区三田2丁目に、茶屋坂が現存することを確認した。
また、目黒区公式ウェブサイトの「目黒の坂 茶屋坂」のページに、めぐろのさんまや茶屋坂に関する記載がある。
調査した資料の一覧
調査したWEBサイトのURL
- 目黒区公式ウェブサイト「目黒の坂 茶屋坂」
(https://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/saka/tobu/chaya.html)(外部リンクに遷移します)