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守屋善兵衛氏コレクション

守屋善兵衛氏略歴

1886(慶応2)年岡山県小田郡大井村(現在の笠岡市)東大戸で出生。幼名・久太、本名・智行、号・亦堂、如郷。15歳で上京、東京外国語学校等でドイツ語を学ぶ。のちに制度取調局御用掛・文部属を歴任。1894(明治27)年「日本衛生新報」を発刊する。この頃後藤新平の知遇を得て、台湾総督府衛生顧問付書記に就任。1898(明治31)年台湾新報と台湾日報を合同して台湾日日新報を経営。1903(明治36)年に欧米を視察。その後は満州日日新聞、満州の教育貯蓄銀行、東京動産火災保険などの重役を務めた。1930(昭和5)年没。1940(昭和15)年目黒区は、守屋氏遺族から宅地と住居の寄贈を受け、守屋記念館を設置した。その後1952(昭和27)年守屋図書館として開館した。
(参考文献:「守屋善兵衛追悼禄」守屋善兵衛追悼録編纂事務所、1935年、「岡山人名事典」日本文教出版株式会社、1978年、「人名辞典「満州」に渡った一万人」晧星社、2012年)

守屋善兵衛氏コレクション

守屋善兵衛氏が創立あるいは経営に関わった「台湾日日新報」及び「満州日日新聞」を所蔵しています。ただし原紙については、劣化のため閲覧はしていません。

原紙

「台湾日日新報」 明治31(1898)年5月創刊号~明治43(1910)年6月
「台湾日日新報・漢文」 明治38(1905)年7月~明治43(1910)年6月
「満州日日新聞」 明治44(1911)年8月~大正5(1916)年6月

原紙を写真に撮って、印刷したもの(影印本)

「台湾日日新報」 明治31(1898)年5月~昭和19(1944)年3月 202冊
「台湾日日新報 漢文版」 明治38(1905)年7月~明治44(1911)年11月 15冊
「台湾新報」台湾日日新報附冊 明治29(1896)年6月~昭和20(1945)年10月  4冊
「台湾日日新報」原冊 全50巻、索引1巻

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守屋善兵衛氏寄贈コレクション

守屋善兵衛氏の蔵書が寄贈されたもので、約200冊あります。そのうち84冊が和書で、110余冊が洋書です。
和書の主な分野は、満州・台湾関係、製糖関係です。
守屋図書館(電話03-3711-7465)での館内閲覧。要事前予約。

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