陸軍参謀本部陸地測量部制作・刊行、明治13年から測量開始、目黒地域は、初版が13・14年測量、18年製版 縮刷は2万分1 等高線は5m単位、無彩色 45×57cm (「2万分の1地形図」の説明は隣のコーナー「よく使われる資料から調べる-目黒に関する地図の紹介」をご覧ください) 日本で最初の日本国内全土を対象とした、近代的手法で作成した基本地図、縮尺は2万分1、「内藤新宿」「二子村」しての2枚で目黒区をカバーしています。正式な測量に先立って、簡略な方法で測量して明治13年から明治19年にかけて作成された地図を、「迅速測図」と呼びます。その後、正式な測量に基づく、「正式2万分の1地形図」の作成がなされました。なお、陸地測量部は、現在の国土地理院の前身です。 この画像は、明治20年発行の初版です。前掲の「内藤新宿」は測量者表記が「陸地測量部」となっていますが、こちらは「大日本帝国参謀本部陸軍部測量局」と表記されています。 この地図は複製も含め数種あり、館外貸出可能なものはB10183835など
(参考文献:「世界大百科事典」平凡社、2001年版、「日本大百科事典」小学館 1989年版)
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④内藤新宿
⑥荏原郡目黒村全図