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⑨-1 旧字地図 目黒地区

東京府荏原郡目黒町全図目黒地区  目黒地区(当時目黒町)
川流堂 小林又七発行、 発行年不明、 原寸・縮尺不明

旧字地図(昭和5年現在)東京府荏原郡目黒町全図目黒地区 目黒地区(当時目黒町)イメージ 別ウィンドウで画像が表示されます

東京府は、「五郡八二カ町村を廃止してその区域を東京市に編入」することとし、その方針に基づき、目黒も昭和7年10月1日、旧荏原郡目黒村と碑衾町は目黒区として両村の区域は一つの行政区域を形成することになりました。(「目黒区史」 「第四章 村から町へ」より) 目黒区が誕生するに伴い、目黒全域にわたり、それまでの村落や字(あざ―市町村内の区画の名)に代えて、新しい町や丁目が設けられましたが、多くの字が消えることとなりましたが、一部は、小学校・郵便局・橋などの名として、現在も残っているものがあります。
地図を見ますと、現在町名として残っているものは、「東山」「なかめぐろ」「祐天寺」「五本木」などが見つかります。小学校名で残っているものは、前記の四つの町名のほかに、「烏森」「田道」「油面」などがあります。次の紹介する碑衾地区に比べると、字の数が随分少ないことに気がつきます。また、町名・学校名で残らなかったにしても、町会名で残った字名もたくさんあります。「目黒区史 資料編」のこの地図を掲載したページの次のページの「町会変遷一覧」(1106p)で見ることができます。
この画像は、「目黒区史 資料編」(前掲 1104p)のものを使用しました。

(参考文献:「目黒区史 第3版」前掲)

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